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 米Gartnerは英国時間8月24日,2006年第2四半期の世界携帯電話市場に関する調査結果を発表した。それによると,携帯電話の世界販売台数は2億2900万台で,前年同期から18.3%増加した。

 ベンダーの首位は引き続きフィンランドのNokiaで,市場シェアは前年同期比2ポイント増の33.6%。2位は米Motorolaで,市場シェアは同4.2ポイント増の21.9%。両社合わせて世界携帯電話市場の半分以上を占める。Motorolaは第3四半期に発売が予定されるMOTOFONE,KRZR,RIZRによって引き続きシェアを伸ばすとGartnerは見ている。

 韓国Samsungはシェアが前年同期から1.8ポイント減少したものの3位を維持。ソニーとスウェーデンEricssonの合弁企業Sony Ericssonはシェアを同0.6ポイント伸ばし,4位に返り咲いた。


■ 2006年第2四半期における世界携帯電話販売台数(単位:1000台)

2006年Q2 2006年Q2 2005年Q2 2005年Q2
販売台数 市場シェア 販売台数 市場シェア
メーカー (%) (%)
Nokia 77,065.2 33.6 61,209.8 31.6
Motorola 50,170.7 21.9 34,258.4 17.7
Samsung 25,526.6 11.1 25,027.0 12.9
Sony Ericsson 15,281.3 6.7 11,903.1 6.1
LG 14,400.6 6.3 13,073.4 6.7
BenQMobile 7,396.0 3.2 9,327.4 4.8
その他 39,276.5 17.2 38,894.8 20.2
合計 229,116.9 100.0 193,693.9 100.0

出典:Gartner Dataquest(2006年8月)

 地域別の販売台数をみると,西欧は前年同期比9%増の4110万台,東欧/中東/アフリカでは同20%増の4250万台,中南米は同7%増の2820万台であった。アジア太平洋地域は新興市場(インド,中国,ベトナム,パキスタン,バングラディッシュ)がけん引し,同5.4%増の6790万台にのぼった。日本における販売台数は同9%増の約1100万台で,地上波デジタル・テレビ用チューナを搭載する携帯電話機が好調だった。

 北米の販売台数は3860万台で前期から3.5%減少した。成熟市場であるため新規加入者獲得に苦戦したが,Gartnerによると買い替えによる売上は堅調だという。

 Garnerは,2006年第3四半期の販売台数を2億3800万台と予測し,2006年通期に従来からの見通しである9億6000万台を達成できると見ている。

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