米Microsoftは,ユーザー同士の質疑応答で疑問の解決を図るQ&Aサービス「Windows Live QnA」(ベータ版)を開始した。
ユーザーがWindows Live QnAに投稿した質問は,4日間だけ回答の対象となる。各回答に対しては,役に立ったかどうかを投票できる。投票期間は,質問に対する2件目の回答が投稿されてから,回答受け付けを終了した3日後まで。回答が1件しか投稿されなかった場合は,回答受け付け終了時に投票受け付けを開始する。
Windows Live QnAでは,ユーザーの活動度合い示すポイント「Q」と,役立つ回答の割合を示すポイント「Star」を用意する。
Qは,ユーザーがWindows Live QnAで何らかの行動をすると獲得できる。例えば,1回投票すると1Q,質問に1回答えると5Q,回答が最も高い評価を得ると20Qが得られる。ただし規則違反は50Qの減点となる。
Starは,ユーザーが投稿した回答のなかで高い評価を得たものが多いと獲得できる。評価の高い回答の割合をStar(星)アイコンの数で表し,ユーザーのプロフィール・ページに表示する。
米メディア(internetnews.com)によると,MicrosoftはWindows Live QnAの公開ベータ運用を米国時間8月28日に開始したという。同メディアは,Windows Live QnAがブログ・サービス「Windows Live Spaces」と連携しており,Windows Live Spacesのユーザーは自分の投稿した質問と回答を一覧表示できると報道した。またWindows Live QnAは検索エンジンとしての機能を備えており,回答済みの質問と同内容の質問が投稿されると,その回答を自動的に表示するという。