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 米Accentureは現地時間9月4日,インドのデリー首都圏地域のグルガオンにサービス・センターを開設したと発表した。同センターは,アプリケーションとインフラのアウトソーシング,システム・インテグレーションといったサービスを提供する。

 同社は世界規模でサービスを提供するために「Global Delivery Network(GDN)」と呼ばれるネットワークを展開し,世界30カ国に40以上のサービス・センターを設置している。グルガオンのサービス・センターはインド国内で10番目の拠点となる。

 新しいサービス・センターでは,JAVA/J2EE,SAP,Microsoft.Net,メインフレーム関連の技術およびテスティングなどのサービスを提供する。現地で約1100人のスタッフを採用するとともに,同社社員の同センターへの配転希望も受け付ける。

 グルガオンにセンターを開設した理由を,同社Delivery Center for Technologyインド担当のSandeep Arora氏は,2つの理由を挙げている。「まず,インド国内において当社のサービスに対する顧客の需要が非常に高いこと。そして,グルガオンには,この需要に応えられる優秀な人材が多数存在すると考えているためである」と説明している。

 Accentureは,インドにおいてグルガオンを含む6都市を拠点として事業を展開しており,200社以上の顧客を抱えている。GDNを通じてインドにおける従業員数は過去3年で急増しており,2003年に4000人だった従業員数が2006年5月の時点で1万9000人に達している。

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