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 米IBMは,ブラジルのサンパウロに中南米初のオンデマンド・ソリューションの研究所「High Performance On Demand Solutions Lab(HiPODS)」を開設した。同社が現地時間9月5日に明らかにした。同研究所の設立は,中南米の新興市場における企業のサポートを目的としたもの。インド,中国などに続き,世界で6番目のHiPODS研究所となる。

 同研究所は,顧客企業にサーバーやストレージといったリソースとともに,顧客のニーズに合わせて同社のコンサルタント,開発者,エンジニアの知識や技術を提供する。顧客は,自社のアプリケーションを持ち込み,実際にビジネス環境に導入する前に,パフォーマンスや拡張性,ソリューション上のニーズなどを立証することができる。HiPODSチームの専門家が協力し,アプリケーションが最適なパフォーマンスを実現するように調整する。また,顧客の事業とITインフラにおける自動化や仮想化を促進するカスタム・ソリューションを作成する。

 6カ所のHiPODS研究所は,Global Innovation Gridによって連結されており,研究者はグリッド・コンピューティングを通じてコラボレーションできる。グリッドを利用することにより,数分でプロジェクト・チームを組み,1時間未満でサーバーやソフトウエア,ストレージといったリソースを割り当てられるという。研究所の連携により,これまで蓄積してきた資産を再利用できるとしている。

 なお,IBMは,2005年に中南米における事業の本拠地をマイアミからサンパウロに移している。

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