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 米Apple Computerは米国時間9月12日,デジタル音楽管理ソフトの最新版「iTunes 7」を発表した。さまざまな新機能のほか,映画の高品質ダウンロードが可能になるなど,「これまでで最も重要なアップグレード」(同社)という。最新版は同社Webサイトより,無償でダウンロードできる。

 iTunes 7では「ほぼDVDに近い品質」(同社)の,最大640×480ピクセルの解像度でビデオや映画をダウンロードし,コンピュータやiPodで視聴できる。ペアレンタル・コントロール機能を強化したほか,画面上で操作できるビデオ再生ウインドウや,ビデオのアートワークを使ってビデオ・コレクション全体を表示できる「Cover Flow」ビューなどを提供する。

 またAppleは音楽やテレビ番組のほか,映画やゲームの販売にも力を入れ始めたことから,「iTunes Music Store」の名称を「iTunes Store」に改めた。iTunes Storeでは同日から,米Walt Disney Pictures,米Pixar,米Touchstone Pictures,米Miramax Filmsとの提携により,75本以上の映画の提供を開始する。

 映画はDVDリリースと同じ日に,iTunes Storeで販売する。ダウンロード料金は新作が14.99ドル,旧作が9.99ドル。また,事前予約を行った新作はリリース後の1週間,12.99ドルでダウンロードできる。「ユーザーはダウンロードした映画をコンピュータ,iPod,そして間もなくリリース予定の『iTV(開発コード名)』プレーヤを使って楽しめる」(同社)。

 米メディア(InfoWorld)によると,iTVは「Mac mini」を小型にしたような外観のセットトップ・ボックス。iTunes Storeで購入した映画などを,無線ネットワークを介して大型テレビで楽しめる。USB 2.0,Ethernet,HDMI(High Definition Multimedia Interface)などにも対応する。別の米メディア(CNET)は,「2007年第1四半期に,299ドルで販売予定」と報じている。

 Appleはまた同日,iTunes Storeにおいて全米フットボール・リーグ(NFL)のゲームを販売すると発表した。2006年シーズン中,各試合のハイライトを,試合の翌日から1.99ドルでダウンロードできる。シーズン・パスは24.99ドル。

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