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 独SAPは米国時間9月12日に,企業におけるサービス指向アーキテクチャ(SOA)導入を支援する「SAP Discovery System」とSOAベースの検索アプリケーション「SAP Enterprise Search」を発表した。

 SAP Discovery SystemはSOA導入に必要なツールや機能をまとめたソフトウエア・セットで,すでに利用可能。SAPだけでなく他社の提供するソフトウエアやツールが含まれ,エンタープライズ・サービスを用いたビジネス・プロセスの構築を簡素化する。

 米IDCの調査によると,SOAを採用する企業の51%は,まずパイロット・プロジェクト作成あるいは機能検証(POC:proof of concept)から取りかかりたいと考えている。「SAP Discovery Systemでは,こうした“最初の一歩”に必要なSOA環境を提供する」(同社)。

 「mySAP ERP」および「SAP NetWeaver」の最新版,「SAP Composite Application Framework」や「SAP NetWeaver Visual Composer」を含むコンポジット開発ツールボックス,「SAP NetWeaver Developer Studio」「SAP Best Practices」,「Enterprise Services Workplace」で構成する。調達などの8種類の業務に応じたサンプル・シナリオが付属する。

 SAP Enterprise Searchは,社員が社内および社外から重要なビジネス・データを効率的に探し出せるようにする。SAP製品以外のシステムも含め,既存のあらゆるITインフラにわたるコンテンツの活用を実現するとしている。

 現在SAP NetWeaverで提供している主要検索エンジンをベースに,パフォーマンスや使い勝手を強化した。同日より開発者向けにダウンロード提供を開始。一般向けには2007年にリリースする予定。

 また同社はこのほか,ビジネス・プロセス専門家向けのコミュニティ立ち上げを発表した。SOAを活用したベスト・プラクティスやノウハウを共有できる場を提供する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]