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正式発表になったZuneの外観。大型3型の液晶パネルが目を引く。Zuneが実際に動作する様子は動画共有サイト「YouTube」で見られる。<a HREF="http://www.youtube.com/watch?v=zMmD6a8N8Q4&eurl=" target="_blank">動画1</a>、<a HREF="http://www.youtube.com/watch?v=jwGol5D9Csg&eurl=" target="_blank">動画2</a>
正式発表になったZuneの外観。大型3型の液晶パネルが目を引く。Zuneが実際に動作する様子は動画共有サイト「YouTube」で見られる。<a HREF="http://www.youtube.com/watch?v=zMmD6a8N8Q4&eurl=" target="_blank">動画1</a>、<a HREF="http://www.youtube.com/watch?v=jwGol5D9Csg&eurl=" target="_blank">動画2</a>
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色は黒のほかに、白と茶も用意する。画面から、楽曲だけでなく画像や動画も再生できることが分かる
色は黒のほかに、白と茶も用意する。画面から、楽曲だけでなく画像や動画も再生できることが分かる
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販売時のパッケージ。統合プラットフォームであるZuneのロゴが入る
販売時のパッケージ。統合プラットフォームであるZuneのロゴが入る
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 米マイクロソフトは2006年9月15日、「Zune」(ズーン)ブランドを冠した携帯音楽プレーヤー製品の第一弾を正式に発表した。スペックは8月24日に明らかになった通り(関連記事)。3型の大型液晶パネル、30GBのハードディスク(1.8インチ)、通信用の無線LAN(IEEE802.11b/g)、FMチューナーを備える。楽曲だけでなく、画像や動画像ファイルも保存し再生可能。ボディーカラーは3種類で、黒、白、茶を用意する。出荷はいわゆるホリデーシーズン(11月末以降)を予定しており、当初は米国のみの販売となる。価格は未定。

 Zuneは、同社の音楽などエンターテインメントを楽しむための統合プラットフォームの名称。プレーヤーを、同時に開始する有料音楽配信サービス「Zune Marketplace」やオンラインコミュニティサービス、パソコンにインストールする専用ソフトと組み合わせて使うことで楽しみ方が広がる。ちょうど米アップルコンピュータのiPodが、専用ソフトiTunesと有料音楽配信サービスiTMS(現在はiTunes Store)で実現した考え方に似ている。iPodの世界との最大の違いは、無線LAN機能を活用したZune同士の共有機能。近隣にZuneユーザーがいる場合、手元にない楽曲ファイルや画像ファイルをその場で取り寄せ、自分のZune上で再生できる工夫がある。楽曲の場合、送信元が許可したファイルについて3日の間に3回まで転送可能だ。1台のZuneが転送できるのは4台まで。

 iTunes Store対抗となるZune Marketplaceの詳細は明らかになっていないが、現在同社が提供してる「MSNミュージック」とは別サービスになる見込み。Zune Passと呼ばれる定額メニューも用意する。Zuneプレーヤーには、共有機能で再生した楽曲ファイルが気に入った場合に、マークを付けることでZune Marketplaceから簡単にダウンロード購入する仕組みを取り入れる。iTunes Store同様に専用ソフトで購入し、Zuneプレーヤーに転送する必要がある。現時点でZune Marketplaceに参加することを決定したレコード会社は、DTS、EMI Music's Astralwerks Records、Virgin Recordsなど8社。

 iPodなどすでに携帯音楽プレーヤーを持つユーザーがZuneを購入するケースを想定し、専用ソフトには移行作業を円滑にする自動インポート機能も用意する。iTunesやWindows Media Playerに保存してある各種ファイルは、自動的にZune向けに変換される。楽曲(MP3、AAC、WMA)だけでなく、画像(JPEG)や動画ファイル(MPEG-4、H.264、WMV)も対象となる。専用ソフトの動作環境は、Windows XPのみ。

 iTunesと同様、Zune用にもサードパーティから多彩なアクセサリーが登場する見込みだ。Belkin、Griffin Technology、Harman Kardon、JBL、Monster Cable Productsなど15社が開発を表明している。加えてマイクロソフト自身もアクセサリーを手がける。車用充電器などを含む「Zune Car Pack」、テレビやスピーカーにつなぐためのドックやAVケーブルを含む「Zune Home A/V Pack」、イヤホンや専用バックなどを含んだ「Zune Travel Pack」の3種類を本体と同時に発売する。

 同社は専用ソフトを使うことで、Zune本体を簡単にアップグレードできることも特徴だとうたう。将来、コミュニティサービスなど新しい機能が追加される可能性が高い。