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 米Intelはブラジルのアマゾン流域の島パリンチンスに高速無線インターネット網を構築した。同社がブラジルで現地時間9月20日に発表したもの。島民はコンピュータから同ネットワークを通じて,医療,教育,商用知識の膨大な情報にアクセスできるようになる。

 パリンチンスは,今回構築された高速無線インターネット網を用いて,島民11万4000人のために医療と教育の改善を図り,将来の世代の生活向上を目指す。

 Intelは同社パートナ,およびブラジル政府,企業,教育関係者と協力し,主要医療センター,公立学校,コミュニティ・センター,アマゾン大学向けにWiMAXネットワークを構築。遠隔医療用装置やコンピュータ実験室なども提供した。また,24人の教員を対象に,効果的な技術利用を目的としたトレーニングを実施済みという。

 同ネットワーク構築プロジェクトは,Intelの新興市場向け技術普及促進プログラム「Intel World Ahead Program」の一環。同社は今後5年間で10億ドル以上をIntel World Ahead Programの活動に投じる予定である。今回のプロジェクトに続き,アフリカ,アジア,中東の辺境地に対しても同様の計画を進めるとしている。

 Intel会長のCraig Barrett氏は,「無線ブロードバンドにより,飛行機か船でしか訪れることのできなかったコミュニティに,インターネットを通じて専門家の知識,高精度の医療向け画像,世界中の蔵書を届けることができる」と述べた。

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