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Webブラウザーだけでワープロ文書が作れる「Writely」。Gmailユーザーは新規登録する必要なく使えるようになった
Webブラウザーだけでワープロ文書が作れる「Writely」。Gmailユーザーは新規登録する必要なく使えるようになった
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 米グーグルは2006年9月21日、ベータテストを続けているワープロ機能のWebサービス「Writely」を、Gmailのアカウントで利用できるようにした。Writelyは、グーグルが3月に買収したサービスで、Webブラウザーだけでワープロ文書を作成できるというもの。Ajaxの技術を活用することで、ワープロソフトに近い操作性を実現している。これまでWritelyを使うためには、個別にメールアドレスを登録する必要があった。今回の変更で、Gmailアカウントを取得しているユーザーは、新規登録せずにすぐにWritelyを使えるようになる。また、今後新規にWritelyを使用したい場合も、Gmailアカウントの取得が前提となる。Writelyの買収から半年を経て、グーグルはようやく既存サービスへの統合を始めたと言える。

 Writelyの特徴は、Webブラウザー上で文書が作成できることに加え、作成したファイルをオンラインで共有する工夫があること。文書を作成した後、これをWritelyが用意したインターネット上のサーバーに保存できる。マイクロソフトのワープロソフト「Word」と互換性があるため、Wordファイルをアップロードして読み込んだり、逆にWord形式のファイルとして書き出せる。1つのファイルを複数人で編集/閲覧できる機能も盛り込んでいる。編集作業中にメールを送信することで、他人がその文書を編集または閲覧可能になる。ほかにも、ユーザーが自身のWebページやブログを運用している場合、編集したファイルを手軽に貼り付ける機能なども用意する。

 グーグルは、表計算機能のWebサービス「Google Spreadsheets」も「Google Labs」と呼ぶ次世代技術のショーケースの中でベータテストを実施中。Writelyは現在のところ、Google Labsとは独立したサービスとして提供している。しかし、今回のアカウントの統合に続き、今後はGoogle Spreadsheetsを始めとした各種サービスと連携する機能が追加される可能性が高い。