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 サーバーの消費電力量の増大が大きな問題になりつつある。米Intelのバイスプレジデント,Pat Gelsinger氏は技術者向け会議「IDF(Intel Developer Forum)」で,サーバーの電力効率を測定するための性能評価基準「SPECpower」が,2007年前半にも発表されると述べた。

 SPECpowerは現在,各種のベンチマーク・プログラム開発を手がける非営利団体「SPEC」が策定を進めている。Gelsinger氏は「電力についても,業界で共通のメトリクス(指標)が必要だ」として,SPECpowerの意義を紹介した。今回のIDFでは米Googleも,パソコンやサーバーについて,「電源の電力効率を高める規格の策定が必要だ」とする考えを提示していた(関連記事)。

 Gelsinger氏はITと電力の関係を象徴する例として,米カリフォルニア州の電力・ガス会社,Pacific Gas and Electric Companyの取り組みを挙げる。同社は省電力対策を施したデータセンターに対して,最大35万ドルのリベートを払う特別プログラムを展開しているという。Gelsinger氏は「今後も引き続きサーバーの電力効率を追求する」として,Intelが掲げている省電力指向のプロセサ開発を改めて強調した。