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 米Sun Microsystemsは米国時間10月2日,OpenSPARCプログラムの諮問委員会「OpenSPARC Community Advisory Board(CAB)」の創設を発表した。研究者やアナリストなどで構成され,同社の64ビット・プロセッサ「UltraSPARC T1」をベースとするツールやチップの設計を促進するOpenSPARCコミュニティの方向性を策定するとともに,同コミュニティに対して助言する。

 同委員会は,Insight64アナリストのNathan Brookwood,カリフォルニア大学サンタクルーズ校のJose Renau氏,LSI Logic特別研究員のRober Ober氏,Sunのシニア・スタッフ・エンジニアのDavid Weaver氏とChief Open Source OfficerのSimon Phipps氏の5名の創立メンバーで構成する。

 Sunが3月にUltraSPARC T1の知的財産をオープン・ソース化するプロジェクトの一環として同プロセッサの関連技術をオープン・ソースとして公開して以来,OpenSPARC T1のハードウエアに関する技術文書は3500件,ソフトウエア関連の技術文書は2600件以上ダウンロードされているという。

 同社によれば,OpenSPARCプログラムを通じて,GPL(GNU General Public License)に基づく新しいLinuxディストリビューション「Gentoo Linux」の最新版がUltraSPARC T1をサポートするようになったという。また,ハードウエアについては,STMicroelectronicsの元エンジニアが設立したSimply RISCが,UltraSPARC T1の基盤設計を活用したシングルコアの64ビット・プロセッサを公開していることも明らかにしている。

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