オープンソースのCRMソフトウエアを手がける米SugarCRMは,SugarコミュニティがSugarCRMユーザー向けに作成したアプリケーションや拡張機能を提供するWebサイト「「SugarExchange」」を開設した。同社が米国時間10月4日に発表した。同サイトは,商用のSugarパッケージやコンポーネントとともに,コミュニティが作成した製品レベルの拡張機能などを提供するという。
SugarExchangeは,SugarCRMが事前に承認したアプリケーションだけを提供する。現在,同サイトは40種類以上の製品を販売しており,60種類以上のアプリケーションが無料でダウンロードできる。同サイトのアプリケーションと拡張機能は,すべてSugarForgeコミュニティがSugarCRMにおける動作を確認している。SugarCRMユーザーは,同サイトが提供する評価や人気度を参考にして製品を選択できる。
同サイトについて,同社会長権CEOのJohn Robertsは,「Sugarユーザーと開発者のコミュニティにSugarCRMの拡張機能を開発,テスト,購入ができるエンド・ツー・エンドのソリューションを与えるもの」と説明している。
また,独立系ソフトウエア・ベンダーのCTO(最高技術責任者)のVal Cassidy氏は,「SugarExchangeにより,開発者は作成したソフトウエアを販売できるチャンスが与えられる」とコメントしている。
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