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 東芝と中国のDVD製品メーカーであるCitron Electronicsのあいだで争われていた特許侵害/契約不履行に関する訴訟において,ニューヨーク州南地区連邦地方裁判所は東芝側の主張を認め,Citronの契約不履行を理由とする契約打ち切りを合法と判断した。DVD関連技術の特許を管理するグループDVD6C Licensing Group(DVD6C)を代表し,東芝が10月5日に明らかにしたもの。

 CitronはDVD関連製品を製造し,米CyberHome Entertainmentに供給している企業。DVDに関するライセンス契約をDVD6Cと結んでいた。

 DVD6CはDVD技術ライセンスの管理を目的とする業界グループで,DVD技術およびフォーマットに関する以下の8社で構成する。日立製作所,松下電器産業,三菱電機,三洋電機,シャープ,東芝,日本ビクター(JVC),米Warner Home Video(WHV)。

 判決のなかでLawrence McKenna判事は,CitronとDVD6C間の契約打ち切りを合法と判断し,「Citronは東芝に対して少なくとも950万ドル相当の契約不履行の責任がある」とした。さらに同判事は,DVD6Cメンバー企業のDVD必須特許が認められた国々において,特許を侵害している可能性のあるCitronのDVD製品を販売/輸入する行為の危険性を指摘している。

 東芝はCitronに対して損害賠償を求める意向という。

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