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 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間10月13日,米AT&Tによる米BellSouthの買収計画について,承認を決定するための投票を延期すると発表した。同日行う予定だった投票の会議を中止し,11月3日に改めて開催する。

 会議の延期は,FCC委員であるMichael Copps氏とJonathan Adelstein氏がこの買収計画に対する異義を唱え,パブリックコメント実施の必要性を委員長のKevin J. Martin氏に指摘したためである。

 同買収計画は,米司法省(DOJ)がすでに承認しており(関連記事),買収の実現にはFCCの認可を待つのみとなっていた。

 FCCの会議は当初10月12日を予定していたが,13日に延期。会議の開始予定時間が過ぎてから,Martin委員長はCopps氏とAdelstein氏の申請に応えて会議の中止を決定した(米メディア)。

 両氏は,司法省が本質的な分析をほとんど行わないまま買収計画を承認したという懸念を示し,「しかもFCCの投票会議前日になってその決定を下し,FCCの独占禁止当局が十分に検討することを妨害した」と主張している。

 FCCは10月24日まで,当買収計画に対する個人および企業の意見を募集する。書簡あるいは電子ファイル形式でコメントを受け付ける。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]
[発表資料(4)]