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 米Capgeminiは米国時間10月13日,米国企業におけるIT部門の役割に関する調査結果を発表した。調査対象は,米国中西部企業のCIOを対象に10月12日に開催されたテクノロジ会議の参加者200人以上である。それによると,調査対象のCIO(最高情報責任者)の多くは,「グローバル化とSOA(サービス指向アーキテクチャ)導入が2007年の企業成長を後押しする」と考えていることが分かった。

 企業の成長に向けIT部門が取り組むべき課題を聞いたところ,「新しい製品/サービスの導入」(48%),「新しい市場への参入」(19%),「販売担当者の最適化」(19%)が挙がった。

 米国IT業界の今後については,「米国は革新力と管理に優れているため,グローバル化は最終的に米国IT労働者に恩恵を与える」(38%)という楽観的な意見と,「米国の教育システムは質が低下しているため,技術知識を持つ人材が不足する」(29%)という悲観的な意見がほぼ肩を並べた。

 IT部門がビジネス上の価値を創出する上での障害として挙がったのは,「多様な情報が膨大化していること」(38%),「市場の成長要因,流通経路,ビジネス・モデルが常に変化すること」(24%),「レガシー・システムのインフラ統合」(24%)であった。

 また,SOA導入の最大の障害は,「SOAに関する理解不足」(48%),「SOAプロジェクトのROI(投資利益率)を正当化しにくいこと」(29%),「現行インフラをSOAで統合するための能力の不足」(14%)であった。SOAシステムに対する評価は,「導入直後だけでなく,長期的な恩恵が得られる」(43%)という肯定的な意見が「ベンダーの過剰宣伝」(5%)との見方を大きく上回った。また,24%が「SOAの早期導入は大きな差別化要因になる」と考えている。

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