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 米McAfeeは米国時間10月16日,イスラエルのデータ保護ソフトウエア・ベンダーOnigmaを買収したと発表した。買収金額は2000万ドルで,取引は現金で行った。「包括的なセキュリティ・リスク管理手段を提供するという当社の戦略を推進する」(同社)としている。

 同社が今後展開する戦略は,アンチウイルス,侵入防止,アンチスパイウエアといった脅威遮断機能と,ポリシー適用やぜい弱性修復,ネットワーク・アクセス管理,データ喪失防止などの管理機能を統合したセキュリティ・リスク管理ソリューションの提供を目指す。

 Onigmaは,コンテンツ・ベースのデータ喪失防止製品を手がける未公開企業。McAfeeはOnigma買収を通じて,自社ブランドのホスト型データ喪失防止ソリューション「McAfee Data Loss Prevention」を投入する。

 McAfee Data Loss Preventionは,取引機密や知的資産,法的書類や財務書類,顧客との連絡,個人情報など,企業が保有する重要な情報を監視し,保護する。企業のセキュリティ・ポリシーに従って,各種通信経路におけるデータ転送を勝手に行えないようにする。オリジナルのデータ・ソース(圧縮データ,暗号化データも含む)からコピー・アンド・ペーストやスクリーン・ショットによって情報を持ち出すことも防止する。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,McAfee Data Loss Preventionは年内にベータ版をリリースし,2007年第1四半期に出荷を開始する予定。

発表資料(1)
発表資料(2)