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 米Microsoftは10月10日(米国時間),仮想化ソフトウエアの新版「Virtual PC 2007」のベータ版をテスター向けにリリースした。新版は,標準で「Windows Vista」に対応する同製品系列初のバージョンとなる。Virtual PCは仮想マシン環境を作り出す。この環境では,物理マシンのOSが制御する1つのウィンドウ内で仮想的なゲストOSを動かせる。

 Virtual PC 2007は32ビット・アプリケーションであるが,Windowsの32ビット版と64ビット版のどちらの上でも作動する。ただし,ゲストOSは32ビット版だけに限られる。米Intelと米AMDの両マイクロプロセッサの仮想化機能に対応しており,現行版の「Virtual PC 2004」に比べてはるかに高い性能を提供する。Virtual PC 2007はWindows Vistaの「Windows Aero」ユーザー・インターフェース(UI)に対応するらしいが,現在のベータ版はWindows VistaのBasic UIにしか対応していない。

 Virtual PC 2007ベータ版のテストには,Microsoft ConnectのWebサイト「Virtual PC 2007 Beta Program」で申し込むと参加できる。従来のバージョンと同じくVirtual PC 2007は,2007年の早い時期にリリースされる最終版が無料で利用可能となる。