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 米Sun Microsystemsは米国時間10月17日に,データ・センターのフォーム・ファクタ「Project Blackbox」を発表した。標準的な運送用コンテナに,コンピュータ,ストレージ,ネットワーク・インフラを収容し,電源や冷却装置を装備する。

 同社CEO兼社長のJonathan Schwartz氏によると,これは“画期的”であり「初期費用は従来の100分の1,1平方フィート当たりの設置面積コストは5分の1。消費電力を20%削減でき,どのような場所でも迅速に導入することが可能」という。

 コンテナ1台(1Blackbox)に格納するのは,最大250台の「Sun Fire」サーバー(OSは「Solaris 10」),2Pバイト容量のストレージ装置,7Tバイト容量のメモリー。

 Web 2.0サービスに向けたコンピューティング・リソースの構築を図る企業,電力やネットワーク設備が整っていない地域,海洋油田開発や震源域調査などでの導入を想定する。

 Project Blackboxは現在,最終プロトタイプの段階で,顧客との共同作業を進めているという。早期商用リリースは2007年半ばを予定している。

 また同社は新たな仮想化製品およびサービスを同日発表した。主な内容は以下の通り。

・マルチスレッド化技術「CoolThreads」に対応した「Sun Fire T1000」「同T2000」サーバー向けの仮想化技術「LDoms」。「Solaris Container」上で複数OSを同時に動作可能。

・2007年に,Solaris 10 OSでオープンソース仮想化ソフトウエア「Xen」を完全サポート。

・「Sun Fire X4600」サーバーおよび「Sun Blade」モジュラ・システムにおけるサーバー用仮想マシン「VMware ESX 3.0.1」のサポート。

・米AMDの次世代「Opteron」プロセサとSolaris 10を搭載したサーバー(開発コード名「Galaxy」)シリーズの「Sun Fire X4100 M2」「同X4200 M2」をリリース。価格はそれぞれ2595ドル,2995ドルから。「同X4600 M2」は11月初旬に投入予定。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]