米Monster Worldwideは米国時間10月10日,米国におけるオンライン求人状況に関する調査結果を発表した。2006年9月時点で,全米28の主要都市のうち11都市でオンラインによる人材募集が増加,10都市で減少したという。
指数が最も大きく増加したのはカリフォルニア州ロサンゼルスで,前月の101から3ポイント増え104となった。一方,落ち込みが最も激しかったのはカリフォルニア州サンディエゴ。当月の指数は110で,前月の115から5ポイント減った。
1年前の指数との比較では,テキサス州ヒューストンの117が前年同月の96から11ポイント増えて,最も大きな伸びを示した。前月と比較しても2ポイント増えていた。
業種別でみると,全28都市で指数が上昇した「軍事関係」が目立った。また「保安サービス」も調査対象の多くの都市で指数を伸ばした。
マサチューセッツ州ボストン,ミシガン州デトロイト,ニューヨーク州ニューヨークシティ,フロリダ州オーランド,ペンシルベニア州フィラデルフィアおよびピッツバーグ,ワシントンD.C.の7都市は,前月に上昇したオンライン雇用指数をそのまま維持した。
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