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 米Texas Instruments(TI)は米国時間10月23日,2006年第3四半期の決算を発表した。それによると,売上高は37億6000万ドルで,前期比2%増,前年同期比13%増となった。純利益は7億200万ドル(1株当たり利益は46セント)で,前期の23億9000万ドル(同1ドル50セント)からは大幅減益となったものの,前年同期の6億3100万ドル(同38セント)からは増益となった。

 第2四半期の売上高には,米Conexant Systemsとの特許訴訟で受け取った和解金7000万ドルが含まれる。また第2四半期の純利益には同社Sensors & Controls事業売却などによる利益16億5000万ドルを含む。

 継続事業による当期の純利益は6億8600万ドル(1株当たり利益は45セント)。前期は7億3900万ドル(同47セント),前年同期は5億9600万ドル(同36セント)だった。

 当期の粗利益は19億3000万ドルで,売上高の51.4%を占めた。前期と比べ2500万ドル,前年同期と比べ2億4200万ドル増加した。好調なSemiconductor事業が大きく貢献したという。

 営業利益は9億3000万ドルで,売上高の24.7%。前期からは2300万ドルの減少したが,前年同期と比べると1億6900万ドルの増益となった。受注高は34億3000万ドル。前期より4億7800万ドル,前年同期より4100万ドル減少した。Semiconductor事業の受注減が影響した。

 「当期は売上高が過去最高を記録し,アナログおよびDSP製品群の豊富な品揃えが貢献して,粗利益および営業利益も好調を維持した。ただし受注が減少したことから,第4四半期についてはSemiconductor事業の伸びが季節的パターンを下回ることが予測される。それでも通期では,Semiconductor事業は10%台後半の伸び率で拡大する見通しだ」(TI社長兼CEOのRich Templeton氏)

 同社は,2006年第4四半期の継続事業による売上高を34億6000万~37億5000万ドル,1株当たり利益を40セント~46セントの範囲と予測する。また各事業の売上高については,Semiconductor事業が33億9000万~36億6000万ドル,Educational & Productivity Solutions事業が7000万~9000万ドルの範囲とみている。

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