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 米Cisco Systemsは米国時間10月26日に,モバイル向けソフトウエア・ベンダーの米Orativeを買収することで,両社が最終合意に達したと発表した。Csicoはおよそ3100万ドルを現金で支払う。取引はCiscoの2007会計年度第2四半期に完了する見込み。

 Csicoはこの買収を通じて,中小企業向け統合通信システム「Cisco Unified Communications」を,携帯電話やスマートフォンといったモバイル・デバイスに広めたいとしている。

 今年6月に発表したCisco Unified Communicationsは,同社が推進するアーキテクチャ「SONA(Service-Oriented Network Architecture)」を基盤とし,リアルタイム通信のためのオープンで拡張可能なプラットフォームを提供する。社内の通信システムをITインフラに統合し,音声,データ,ビデオによるやり取りをさまざまなデバイスから行えるようにする。

 Orativeは2002年設立の非公開企業。カリフォルニア州サンノゼに本社を置き,従業員は33人。同社が開発するモバイル・ソフトウエアは,Cisco Unified Communicationsのコミュニケーションおよびコラボレーション機能を携帯電話に拡張できるようにする。「Orative Enterprise Software」により,携帯電話を持つビジネス・ユーザーは通話のほか,社員同士の協業,ボイスメール・メッセージでの情報確認,個人および企業の電話帳へのアクセスなどが行えるという。

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