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 米Oracleは米国時間11月2日,エンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)ソフト開発の米Stellentを買収することで,両社が合意に達したことを発表した。Oracleは,Stellentの株式1株当たり13.50ドルの株式公開買い付け(TOB)を実施する。買収総額は約4億4000万ドルで,取引は年内もしくは2007年初めには完了する見込みという。

 Stellentは,公開用Webサイトやイントラネット,エクストラネットのコンテンツ管理業務のほか,法規制に準拠したプロセス管理のためのアプリケーションの構築を簡略化する製品,「Universal Content Management」などを開発・販売する。同製品は,複数のサイトの管理や,全社横断のコンテンツ管理といったニーズに対応する。

 OracleはStellent買収により,コンテンツ管理事業の拡充を目指す。Universal Content Managementと自社の「Oracle Content Database」を連携させれば,文書管理,Webコンテンツ管理,著作権管理,デジタル資産管理,データの記録・収集などの管理といった各種の目的に対して最適な提案が可能になるとしている。

 またOracleは11月3日,公共分野に特化した収益管理ソフトを開発する米SPL WorldGroupの買収も明らかにした。SPL WorldGroupは,電気・ガス・水道などの公共サービス向けに,顧客サポートや請求書の発行,モバイル機器による従業員管理,サービス管理,資産管理の機能を持つソフトを開発しているほか,政府機関向けの税金管理ソフトも手がける。

 Oracleは, 公共分野に特化した部門を設立し,業務アプリケーション・ソフトを提供する計画である。この部門は,SPLの経営陣と従業員で構成し,元SPLのCEOであるLarry Hagewood氏がジェネラル・マネージャに就任する。

 なおSPL買収に関しては,Oracleは取引金額などの詳細を明らかにしていない。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]