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 米Microsoftは現地時間11月7日,アプリケーション開発環境「Visual Studio」の次期版(開発コード名Orcas)に難読化ソフトウエア「Dotfuscator Community Edition(CE)」の強化版を収録する計画を明らかにした。

 Dotfuscatorは,米PreEmptive Solutionsが開発したソフトウエア。Dotfuscator CEの次期版は,Visual Studioと完全に統合可能になるという。Microsoftは,Dotfuscator CEにより,知的財産の保護とリバース・エンジニアリングの防止を狙う。

 同社開発者部門グループ製品マネージャのPrashant Sridharan氏は,「知的財産の保護とアプリケーションのぜい弱性検出の回避は,ソフトウエア開発者にとって最も重要な問題である」とコメント。「難読化は,当社のアプリケーション・ライフサイクル管理ソリューションにとって重要なコンポーネントであり,Dotfuscator CEの最新版はVisual Studioプラットフォームを強化するものである」と述べている。

 調査会社の米Gartnerによれば,Javaや.NETコードのようなインタプリタ型言語を使用した場合,比較的容易にリバース・エンジニアリングが可能となり,ハッカーが知的財産を盗んだりセキュリティのぜい弱性を突き止めたりできるという。Gartnerは,知的財産を組み込んだソフトウエアを社外に提供している場合には,アプリケーションのリバース・エンジニアリングを防ぐために,コードを難読化,暗号化,ランダム化する製品を導入するように勧めている。

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