米DoubleClickのマーケティング部門Performicsは米国時間11月13日,2006年年末商戦に向けた電子商取引(Eコマース)の動向に関する調査結果を発表した。それによると,感謝祭(11月第4木曜日)からクリスマス(12月25日)までの期間,毎月曜日にオンライン小売販売の売上高が急増することが分かった。
感謝祭の休暇が明けた月曜日は,消費者が職場のインターネット接続環境を使ってオンライン・ショッピングをさかんに行うことから「サイバー・マンデー」と呼ばれている。しかしPerformicsは,「感謝祭からクリスマスまでにサイバー・マンデーが例年4回ある」と指摘する。
2003年における感謝祭からクリスマスの期間では,月曜日のEコマースの売上高がほかの日よりも11%多く,2005年では19%上回った。
「今年のクリスマスは月曜日なので5回目のサイバー・マンデーとなる。オンライン小売業者は,指定日必着の配送,商品券や電子ギフト券への変更など,駆け込みショッピングに対応することで売上増加を図ることができる」(Performics)
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