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 米IBMは米国時間11月15日,非構造化データを分析する技術「Unstructured Information Management Architecture(UIMA)」による検索とコンテンツ分析ソフトウエアの開発と同技術の仕様策定を支援する取り組みなどを発表した。

 同社は,XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)が発足させた,UIMA仕様を策定する技術委員会「OASIS UIMA Technical Committee(TC)」に参加する。同委員会は,IBMがオープンソース化したUIMA技術をベースとし,国防高等研究事業局(DARPA)などの意見を取り入れて仕様を策定する。設立メンバーは,米EMC,米SRI International,米Science Applications International,シェフィールド大学,カーネギーメロン大学(CMU:Carnegie Mellon University)など。

 また,オープンソース団体Apache Software Foundation(ASF)が,UIMAベースのソフトウエアを開発するプロジェクトを設立したことも明らかにした。同プロジェクトでは,IBMが提供したUIMA Version 2.0のソースコードをもとに,ソフトウエアの開発に取り組む。

 IBM ResearchのInformation and Interaction部門担当副社長のNelson Mattos氏は,「当社は,UIMAが検索とコンテンツ分析ソフトウエアの革新,コラボレーション,普及を促進すると信じて同技術をコミュニティに提供している」とコメント。「最終的な目標としては,非構造的な情報における関連性やパターンを発見して結果を予測するなど,企業がこれらの情報からより多くの価値を引き出せるように支援したいと考えている」(同氏)。

 IBMは,これまでUIMAをOpen Source Technology Group(OSTG)が運営するオープンソース開発サイトのSourceForgeを通じて公開していた。

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