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 米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)は米国時間11月16日,世界半導体市場に関する展望について発表した。それによると,同市場は2009年に3210億ドル規模に達する見通しだという。2005年の2275億ドル規模から9%の年平均成長率(CAGR)で拡大すると予想する。

 SIAは,同市場の売上高が2006年に9.4%,2007年に10%,2008年に10.8%,2009年に5.8%増加すると予測している。

 SIA議長のGeorge Scalise氏は,「デジタル・カメラ,デジタル・テレビ,MP3プレーヤといったエンド・マーケットが,半導体市場のほぼ20%の売上を支え,携帯電話市場も20%の売上を創出する。その他,パソコンなどのエレクトロニクス製品に多くの半導体製品が使われており,半導体業界の50%以上を占めている」として,半導体業界における消費者製品市場の重要性を強調した。

 主な消費者向け製品の2006年における出荷台数について,SIAでは,「携帯電話は前年より20%増加して10億台を突破する。デジタル・カメラは同11%増加,MP3プレーヤは同35%増加,デジタル・テレビは同56%増加,パソコンは同10%増加する」と予想する。

 地域別にみると,引き続きアジア太平洋地域の成長が最も著しく,2009年には世界市場の48.2%を占めるという。

 製品別の主な売上高予測は以下のとおり。

・MOSロジック:2006年の603億ドルから2009年には788億ドルへと,年平均8.1%で成長
・DRAM:2006年の330億ドルから2009年には442億ドルへと,年平均14.6%で成長
・DSP:2006年の86億ドルから2009年には123億ドルへと,年平均12.7%で成長
・アナログ製品:2006年の373億ドルから2009年には486億ドルへと,年平均11.1%で成長
・フラッシュ・メモリー:2006年の205億ドルから2009年には257億ドルへと,年平均8.4%で成長
・ディスクリート部品:2006年の166億ドルから2009年には199億ドルへと,年平均6.9%で成長
・オプトエレクトロニクス:2006年の167億ドルから2009年には221億ドルへと,年平均10.4%で成長
・マイクロプロセサ:2006年の332億ドルから2009年には419億ドルへと,年平均4.7%で成長
・マイクロコントローラ:2006年の125億ドルから2009年には153億ドルへと,年平均6.1%で成長

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