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 フィンランドF-Secureは11月20日,米Linden Labが提供するインターネット・サービス「Second Life」において,ワーム(ウイルス)が蔓延したことを明らかにした。このワームを駆除するために,同サービスは十数分間中断された。

 Second Lifeとは“仮想世界”を提供するサービス。ユーザーはインターネット経由で同サービスにアクセスし,自分の分身となるアバターを操作して,さまざまな活動をおこなえる(Second Lifeについては,「日本語版もまもなく公開,仮想世界『Second Life』の不思議」を参照のこと)。

 このサービスにおいて米国時間11月19日,自己増殖するスクリプト・ベースのワームが蔓延した。ワームはLinden Scripting Language(LSL)で記述されていた。LSLとは,Second Lifeで用意されているスクリプト言語。ユーザーはLSLを使って,Second Life内のさまざまなオブジェクトを操作したり,情報をやり取りしたりできる。

 Second Lifeの公式ブログによると,このワームの蔓延によってデータベースに負荷がかかり,Second Life全体の速度が低下したという。このため,同サービスでは同日午後3時7分から3時18分までサービス提供を一時中断し,ワームの駆除作業を実施した。

 現在ではサービスは復旧しているが,F-Secureによると,スクリプトは利用できない状態が続いているという(グリニッジ標準時11月20日20時時点)。

F-Secureの情報
Second Lifeの公式ブログ