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 セキュリティ・ベンダーの英Sophosは現地時間11月22日,中国で作成されたとみられるマルウエア(悪質なプログラム)の解析結果を公表した。それによると,“中国産”マルウエアの過半数が,パスワードを盗むことを目的としているという。

 Sophosの解析によれば,確認された中国産マルウエアの45.2%が,オンライン・ゲームのログイン情報(ユーザーIDとパスワード)を盗む“機能”を備えているという。

 また,7.5%が,中国で広く利用されているインスタント・メッセージング・ソフト「QQ」のユーザー名とパスワードを盗むことを目的にしているという。ちなみに,日本マクドナルドがキャンペーンの賞品として配布したMP3プレーヤに含まれていたのも,QQのパスワードを盗むマルウエアだった(関連記事:賞品のMP3プレーヤにウイルス)。

 Sophosでは,オンライン・ゲームのログイン情報を盗むマルウエアが増えている背景として,中国においてオンライン・ゲームの利用者数が急増していること,ゲームのアイテムなどを売買する市場が存在することなどを挙げている(関連記事:オンライン・ゲームのパスワードを狙うマルウエアが続出)。

 同社では,マルウエアに感染しないようにセキュリティ対策を施すことに加えて,異なるサービスに同じパスワードを使わないよう注意を呼びかけている(関連記事:パスワードの“使いまわし”は危険)。どこか1カ所からパスワードが漏れると,ほかのWebサイト(サービス)にも不正にアクセスされる恐れがあるためだ。

Sophosの情報