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 米国防総省高等研究計画局(DARPA:Defense Advanced Research Projects Agency)は,高生産性コンピューティング・システム開発プログラム「DARPA High Productivity Computing Systems(HPCS)」の第3段階に参加する企業として,米Crayと米IBMの2社を選んだ。DARPAが米国時間11月21日に明らかにしたもの。DARPAは4年間の研究資金として,Crayに2億5000万ドル,IBMに2億4400万ドルを支給する。

 HPCSは,連続演算速度が2ペタFLOPSあり,4ペタFLOPS以上に高速化可能なスーパー・コンピュータの開発を目標としている。さらに,アプリケーション開発作業の生産性を2002年に比べ10倍に高めることを目指し,ソフトウエア・ツールやプログラミング環境の開発にも取り組む。

 HPCSの第3段階では,“ペタ・スケール”の実働するスーパー・コンピュータの設計/開発を行う。DARPAはCrayとIBMに対し,演算速度1ペタFLOPS以上の試作機を2010年までに完成させるよう求めている。

 なお,概念研究を行うHPCSの第1段階にはコンピュータ・メーカー5社が参加し,そのなかからCray,IBM,米Sun Microsystemsが第2段階の研究を行った(関連記事:米国防総省のスパコン開発プログラム第2段階に突入,米IBM,米Cray,米Sunに総額1億4600万ドルの奨励金を授与)。

[発表資料(PDF形式)]