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 米Sybaseは,シンガポールの無線技術会社iFoundry Systemsから事業資産の一部を買収した。Sybaseが米国時間11月20日に発表したもの。取引はすべて現金で行われたというが,買収金額は明らかにしていない。

 iFoundry Systemsは,無線関連ソリューションの設計/開発/構築サービスを手がける非公開企業。Sybaseが今回の買収で取得したのは,短距離の無線相互接続向け通信プロトコル・スタックのライセンシング事業と,同技術をモバイル機器のOEM(相手先ブランドによる製造)/ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーやチップセット・メーカーが自社製品に組み込むための,ソフトウエア関連コンサルティングや研修,各種の技術支援といったサービス事業である。

 Sybaseは今回の買収により,ソフトウエア開発キット(SDK)の拡充を図る。SybaseのSDKを使用することで,「各メーカーはBluetoothやIrDAなどの無線技術を簡単に携帯電話やモバイル機器,車載装置などに組み込むことができる」(Sybase)としている。

 Sybase子会社であるiAnywhereの社長,Terry Stepien氏は「この買収でアジア市場に進出する。組み込み向けソフトウエアの設計および調達判断のほとんどが同市場で行われている」と説明した。

 またSybaseは,iFoundry Systemsが既に開発を終えているもののまだ製品化されていない組み込み向けソフトウエアの知的資産も取得し,iAnywhere事業の強化を図るという。

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