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 半導体製造の台湾Advanced Semiconductor Engineering(ASE)は,投資会社の米Carlyle Groupを中心とする投資グループから買収提案を受けた。ASEが現地時間11月24日に明らかにしたもの。

 投資グループは,ASEの全発行済み普通株式を1株当たり39台湾ドル(約1.19米ドル)で買い取る計画。買取価格を米国預託証券(ADS:American Depositary Share)に換算すると,ADS 1単位当たり約5.94米ドルとなる。

 ASEによると,買収を提案されたASE会長兼CEOのJason Chang氏は既に,個人保有の株式とグループの持株会社であるASE Enterprisesの持つ株式の譲渡に合意したという。この譲渡が実現すれば,ASEの発行済み普通株式の18.4%が投資グループに移る。

 ただしASEは,「当社と投資グループの協議は終わっておらず,最終的な提案や条件を受けてはいない」としている。

 米メディア(New York Times)によると,投資グループの提示した「1株当たり39台湾ドル」という買取価格は,ASE株式の11月24日終値である35.5台湾ドル(約1.08米ドル)に10%のプレミアムを上乗せした金額で,買収総額は約1790億台湾ドル(約54億6000万米ドル)になるという。

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