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 ノルウェーのTrolltechが現地時間11月28日,Linuxハイエンド・スマートフォン開発用のソフトウエア・スイート「Qtopia Greensuite #1」を発表した。2007年第2四半期から利用可能とする予定。

 同スイートは,開発プロジェクト「Qtopia Greensuite」として初の成果物。TrolltechのLinux対応モバイル機器向けアプリケーション開発プラットフォーム/ユーザー・インタフェース(UI)「Qtopia Phone Edition」をベースに,スマートフォン用の各種ソフトウエアを統合している。

 さらに,さまざまなベンダーのUIやWebブラウザ,メディア・プレーヤといった標準的なアプリケーションをあらかじめ組み合わせているので,スマートフォンの開発期間を短縮できるという。Qtopiaのソースコードも利用できるため,UIを変更するなどして競合メーカーのシステムに対する差別化につながる。

 Qtopia Greensuite #1の主な機能は以下の通り。

・WAP/HTMLブラウジング
・メッセージング
・ビデオ撮影や録音機能を備えるマルチメディア処理
・デジタル著作権管理
・3次元グラフィックス
・テレビ電話機能付き第2.5世代および第3世代電話
・VoIP
・Java MIDP/CLDC,各種JSR対応
・文書の閲覧/編集
・VPNクライアント
・同期ツール

 Trolltechは,「Qtopiaベースのモバイル機器は既に数100万台の出荷実績があり,120社以上のメーカーが採用したことで,Linux携帯電話機メーカーにとってデファクト・スタンダードになった」と述べる。「米Motorola,中国ZTE,米Cellonなどのメーカーが,合計40機種の携帯電話機を提供している」(同社)。

 米メディア(InfoWorld)によると,Qtopia Greensuite #1は,米RealNetworksのマルチメディア・ソフトウエア,ノルウェーのOpera SoftwareのWebブラウザ,米MontaVista SoftwareのOS,スウェーデンのMimer Information TechnologyのSQLデータベース管理ソフトウエアを採用したという。

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