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 米Motorolaは米国時間11月28日に,初心者向け携帯電話「MOTOFONE」の海外市場向けリリースを明らかにした。GSMモデルの「MOTOFONE F3」を同日よりインドで販売し,今後数週間で世界市場に展開する。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,MOTOFONEは初めて携帯電話を使う消費者に焦点を当て,新興国を中心に販売活動を進める。

 MOTOFONEは,同社の新たな設計プラットフォーム「SCPL」をベースにする。アイコンと音声を使った直感的なインタフェースを提供し,初心者でも通話やメッセージ取得などが簡単に操作できるという。「携帯電話マーケットを再定義し,新たな10億人の携帯電話ユーザーに向けた当社事業の推進を図る」(同社)。

 ディスプレイはモノクロで,米E Inkの技術協力による「ClearVision」を採用する。「薄暗い環境でも直射日光の下でも見やすい高コントラストの同ディスプレイは,プラスチック製であるため,ガラスを用いたLCDディスプレイより壊れにくく,軽量,低消費電力を特徴とする」(同社)。

 なお,CDMAモデルの「MOTOFONE F3c」は年内に市場投入する予定。

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