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 ドメイン名やIPアドレスの管理を行っている非営利組織Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)が提出していたトップ・レベル・ドメイン(TLD)「.com」のレジストリ契約案を米商務省が承認した。同ドメインのレジストリ業務を担当する米VeriSignが米国時間11月30日に明らかにしたもの。

 .comのレジストリ契約については,ICANNの理事会が今年2月にVeriSignとの契約案を認めている(関連記事)。それによると,VeriSignは2012年までレジストリ業務を継続し,ドメイン名管理費用を前年に比べて7%値上げすることが可能になるという。

 この契約案に対して,大手レジストラ(ドメイン名登録業者)などが異義を唱え(関連記事),米連邦議会においても議論が行われた(関連記事)。米GoDaddyの法律顧問であるChristine Jones氏は公聴会で「(新たな契約の)交渉の際にICANNとVeriSignは双方に利益をもたらすポリシーを作成し,利害関係者の意見を聞き入れることなく契約延長の決定を発表した」とコメントしている。

 VeriSignは1999年より同ドメインのレジストリ業務を手がけており,「100%のアップタイムで運営している」(VeriSign)という。VeriSign情報サービス担当ジェネラル・マネージャ兼執行バイス・プレジデントのMark McLaughlinは,「ICANNが.com契約において承認し,具体化したフレームワークは,インターネットの安全性と安定性を向上するものだ」と述べた。

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