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写真 「マルチメディア・グループ通信」のデモに使われている端末と無線ICタグを載せたコマ。奥にあるユーザーFのコマが移動すると,手前左から2台めのFの端末の画面が切り替わった
写真 「マルチメディア・グループ通信」のデモに使われている端末と無線ICタグを載せたコマ。奥にあるユーザーFのコマが移動すると,手前左から2台めのFの端末の画面が切り替わった
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 中国・香港で開催中の「ITU TELECOM WORLD 2006」のNECブースには,同社の顧客である通信事業者など一部の来場客だけが見学できる“秘密スペース”がある。スペース内の展示の一つは,IMS(IP multimedia subsystem)と呼ばれるNGN(次世代ネットワーク)向けのプラットフォームを活用した「マルチメディア・グループ通信」のデモだ。

 マルチメディア・グループ通信とは,NGNによって実現するサービスの一つ。グループ化したすべてのユーザーに同一のデータをプッシュ・ツー・トーク形式で一斉送信。同じグループのユーザー同士が手軽に情報を共有できるようにする。

 今回のデモ用のシステムは,IMSと複数台の携帯情報端末,ユーザーの位置情報を無線ICタグで把握できるセンサーなどで構成する(写真)。ユーザーFに見立てた駒を特定の場所に移動すると,Webサイトが表示されていた携帯情報端末Fの画面が他のA~Eの端末と同じホワイトボードの画面に切り替わった。

 こうした流れはIMSがユーザーFの位置情報をセンサーを通じて取得し,携帯情報端末FをA~Eと同じグループに登録することで実現している。携帯電話システムの位置情報と連動させれば,いろいろなサービスに応用できそうだ。