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 wikiベースのコミュニティ構築サイトを運営する米Wikiaはフランスで現地時間12月11日,無償のホスティング・サービス「OpenServing」を発表した。

 Wikiaは,オンライン百科事典「Wikipedia」を創始したJimmy Wales氏が2004年11月に立ち上げた。同社サイトでは,インターネット・ユーザーが政治,心理学,iPod,旅行ガイドなど各種トピックに関する情報を投稿,共有,編集できる。45の言語をサポートし,登録ユーザーは3万人を超える。これまで2000トピックに関する40万件以上の記事が掲載された。

 Wales氏は,「OpenServingは新たな段階の試みだ。当社はすべてのビジネス・モデルの答えを持っているわけではないが,これまでと同様に,コミュニティの知恵が勝利すると確信している」と述べている。

 同社はOpenServingについて,「オープン・ソース・モデルのあらゆる側面をWebベースに拡張したサービス」と説明する。ソフトウエア,バンド幅,ストレージ,演算能力,オンライン・コンテンツのほか,広告収入もWikiaと契約するブロガーおよびWebサイト所有者に「100%提供する」(同社)。

 OpenServingでは,様々なトピックに関して,コラボラティブなブログ・サイトやWebサイトを簡単に作成することが可能。同社が最近買収した米ArmchairGM.comの技術を採用する。

 ちなみにWikiaは,2006年初頭のシリーズA投資(1回目の投資ラウンド)でベンチャ・キャピタルの米Bessemer Venture Partnersと米Omidyar Network,およびエンジェル投資家のグループから400万ドルの資金を獲得。同年12月のシリーズB投資(2回目の投資ラウンド)ではAmazon.comから資金を調達している(関連記事)。

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