PR

 米Sun Microsystemsは,デスクトップJavaソフトウエア開発プラットフォームの新版「Java Platform Standard Edition(SE)6」の提供を開始した。Sunが英国時間12月11日に明らかにした。SunのWebサイトから無償でダウンロードできる。

 Java SE 6は,デスクトップ向けJavaソフトウエアを開発するための環境。Java向け統合開発環境(IDE)の「NetBeans 5.5」と連携し,GUI作成ツール「NetBeans GUI Builder」(開発コード名「Matisse」)でインタラクティブ性のあるアプリケーションをビジュアル開発できる。Windows Vistaへの対応も強化したという。

 Web 2.0対応として,PHPやPython,Ruby,JavaScriptといったスクリプト言語を混在して利用するためのAPIを用意する。Webサービス用クライアント・スタックの採用と,JAX-WS 2.0やJAXB 2.0,STAX,JAXPなどのWebサービス仕様への対応も実施した。

 アプリケーションの分析/管理/監視のため,Enterprise Java Beans(EJB)アプリケーション用プロファイリング・ツール「NetBeans Profiler 5.5」と,Solaris 10の問題分析/復旧機能「Dynamic Tracing(DTrace)」に対応した。またJava仮想マシン(Java VM)とJava Platform Debugger Architecture(JPDA)に対するインターフェースを刷新し,開発の負荷を軽減するという。

 米メディア(internetnews.com)によると,Java SE 6の大きな特徴は速度向上であり,SunのJava SE担当製品マーケティング・マネージャであるBill Curci氏が「アプリケーションを再コンパイルすることなく,10~15%,場合によっては25%の高速化が可能なはず」と述べたという。

 またSunは,Java SE関連技術のソース・コードにオープン・ソース・ライセンスGNU General Public License Version 2(GPLv2)を適用し,2006年11月から一部を無償公開している。

 米メディア(InfoWorld)によると,Java SEの全ソース・コードは2007年3月に利用可能になるという。

発表資料へ