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 米IDCは米国時間12月11日,2006年第3四半期の世界ストレージ・ソフトウエア市場に関する調査結果を発表した。それによると,第3四半期の売上高は25億ドルで,前年同期と比べ10.7%増加したという。「12四半期連続で前年同期より成長したことになる」(同社)。

 カテゴリ別にみると,最大規模のレプリケーション分野は前年同期比22.5%増。また,規模は小さいものの,急成長を遂げているアーカイブおよび階層型ストレージ管理(HSM:Hierarchical Storage Management)分野は同30.8%増となった。

 IDC Storage Software部門リサーチ・マネージャのRhoda Phillips氏は,「ストレージ・ソフトウエア市場は,レプリケーションとアーカイブ分野が弾みをつけており,この3年間安定した伸びをみせている。企業は今後も,ストレージの統合や移行,データ保持,障害対策などに力を入れることが予測されるため,この傾向は続くだろう」と予測する。

 ベンダー別にみると,米EMCが売上高ベースのシェア28.5%を獲得して首位に立った。2位は米Symantec(17.6%),3位は米IBM(12.3%)。また上位5ベンダーの中では,米Hewlett-Packard(4.9%)が唯一マイナス成長となった。


■2006年第3四半期における世界ストレージ・ソフト市場のベンダー別売上高
(単位:100万ドル)

ベンダー              2006年3Q     市場シェア   2005年3Q    市場シェア    成長率
                       売上高                    売上高

EMC                     $699        28.5%       $633       28.6%       10.3%   
Symantec                $433        17.6%       $427       19.2%        1.4%   
IBM                     $301        12.3%       $216        9.7%       39.1%   
Network Appliance       $231         9.4%       $143        6.5%       61.1%   
CA                      $130         5.3%       $125        5.6%        4.0%   
Hewlett-Packard         $119         4.9%       $143        6.4%      -16.5%   
その他                  $543        22.1%       $531       23.9%        2.2%   
合計                   $2454       100.0%      $2218      100.0%       10.7%   

注記:Symantecの2005年3Qより前の売上高は米VERITASとの合計。
2005年3Q以降の売上高には,英KVSが含まれる。

出典:IDC(2006年12月11日)

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