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 Webサービスの普及促進を図る業界団体Web Services Interoperability Organization(WS-I)は米国時間12月11日,3つのワーキング・グループ・ドラフト「Basic Profile 1.2」「Basic Security Profile 1.1」「Reliable Secure Profile 1.0 Usage Scenarios」を公開した。

 Webサービス構築ガイドラインであるBasic Profile 1.2は,正誤表を追加し,Simple SOAP Binding Profile 1.0が定義するメッセージ転送用XML構造である“エンベロープ”のシリアル化要件などを盛り込んだ。同プロファイルは,主にWebサービスにおいて複数のエンドポイント間でメッセージを交換する仕組みを定義するメッセージ交換仕様「WS-Addressing」で構成する。組み入れられた仕様は次の通り。

・WS-Addressing 1.0 Core
・WS-Addressing 1.0 SOAP Binding
・WS-Addressing 1.0 WSDL Binding
・SOAP 1.1 Binding for MTOM 1.0

 Basic Security Profileは,Webサービスのセキュリティ・ガイドライン。バージョン1.0が完成に近づき,ワーキング・グループが同仕様のバージョン1.1のワーキング・グループ・ドラフトを公開した。バージョン1.1では,XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)が策定したWebサービス向けセキュリティ仕様「WS-Security 1.1」と同仕様のUsername,X.509,REL,Kerberos,SAMLといったトークン・プロファイルに対応する。バージョン1.0は,「Final Material」として2007年第1四半期にリリースされる。

 新しく設立されたワーキング・グループ「Reliable Secure Profile Working Group」は,Webサービスにおいてメッセージを安全に転送するための「Reliable Secure Profile 1.0」の導入方法について説明するUsage Scenariosを公開した。相互運用性に関するガイダンスを提供する

 同日発表されたドラフトは,WS-IのWebサイトで入手可能となっている。WS-Iは,Webサービス・コミュニティからのフィードバックを求めている。

発表資料(PDF形式)