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 ソフトウエア開発ツール関連の業界団体Eclipse Foundationは現地時間12月12日,タスクに焦点を当てた新しいユーザー・インタフェース「Mylar 1.0」を発表した。表示する情報を絞ることにより,開発者の生産性を高めることを目的としている。また,Mylarによってタスク管理の負担が軽減され,複数のタスクを同時に処理しやすくなるという。

 Eclipseによれば,現在のIDE(統合開発環境)は大量の情報を提供するため,開発者は必要な情報を探すために多くの時間を費やしているという。Mylarは,特定のタスクに関連する情報だけを表示する新しいユーザー・インタフェースを提供する。

 MylarプロジェクトのリーダーであるMik Kersten氏は,「開発者がバグを修正したり,機能を追加したりする場合,必要なのはシステムのサブセットだけである。Mylarは,自動的にタスク・コンテキストを管理することによって,サブセットを明確にする。そのため,開発者は作業に必要な情報の検索よりもプログラミングに注力できるようになる」とコメントしている。

 Mylarは,タスクを管理するためにタスク・リストのビューを提供する。開発者が作業中のタスクを選択すると,すべてのプログラミング活動を監視してそのタスクに関連する情報をまとめてタスク・コンテキストを作成する。開発者はワンクリックでタスクを切り替えたり,ほかの開発者とタスクのコンテキストを共有したりできるようになるという。

 また,Mylarは,一般的に開発者が使用するバグ追跡や電子メール・システムといった異なるタスクのリストを共通の「Mylar Task List」と呼ばれるリストに統合する。リストにはオフラインでもアクセスでき,変更が加えられた場合には通知を受け取ることもできる。

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