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 米Salesforce.comは米国時間12月12日,同社のオンデマンド・アプリケーション共有サービス「AppExchange」と連携させた有料サービス「AppStore」を発表した。ベンダーはAppStoreにより,AppExchangeで提供するアプリケーションのマーケティング,課金,徴収などのサービスが,一元的かつ効率的に可能になる。

 AppStoreでは「Standard Referral」と「Premium Referral」の2つのマーケティング・サービスを提供する。Standard版には,AppExchangeでの掲載や,販売イベントへの参加資格などが含まれ,AppExchangeを介して成立した取引額の10%を紹介料として支払う。Premium版では,AppExchangeの検索で優先的に表示するほか,ベンダー製品に関するセミナーをSalesforce.comの販売員に実施するといった,付加的サービスを提供し,紹介料は25%となる。なお米メディア(InternetNews)によると,これら紹介料は1年目のみ適用される。

 また,これらマーケティング・サービスに加え,受注,課金,請求,徴収などのバックオフィス業務を継続的に代行する「AppStore Checkout」サービスを用意する。利用料金は取引額の20%。

 サービス開始は,Standard Referralが2007年第1四半期,Premium Referralが2007年第3四半期,AppStore Checkoutが2007年第4四半期を予定する。

 同社によると,AppExchangeでは現在,230以上のベンダーが430種以上のアプリケーションを提供しているという。

 Salesforce.com会長兼CEOのMarc Benioff氏は,「AppStoreは言うならば,オンデマンド・アプリケーションを購入できるiTunesのようなもの。またベンダーは,アプリケーションの販売ルートを開拓するための経費を節減できる」と説明している。

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