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 米IDCが米国時間12月20日,世界アプリケーション・サーバー・ソフトウエア・プラットフォーム(ASSP)市場に関する調査結果を発表した。それによると,2005年における同市場の売上高は45億ドルに達し,前年に比べ6%近く増えたという。

 IDCは,アプリケーション・サーバー・ソフトウエアを処理するサーバーの販売台数が,2005~2010年にかけて年平均成長率(CAGR)11%弱で増加すると見込む。ただし売上高のCAGRはその半分未満にとどまり,2010年に56億ドル規模と予測する。

 IDC業務プロセス自動化/展開部門プログラム・ディレクタのMaureen Fleming氏は,ASSP市場の成長を加速する要因として,「業務プロセス管理(BPM)/サービス指向アーキテクチャ(SOA)対応アプリケーションの処理量増大」「アプリケーション・サーバー仮想化の導入」「アプリケーション・サーバー・アプライアンスの導入」「中規模市場における導入ソフトウエア・バンドルの販売」を挙げる。

 逆にASSP市場の成長を鈍化させる要因として,同氏は「エクストリーム・トランザクション処理」「高性能サーバーの導入」「アプリケーション・サーバー・ソフトウエアのコモディティ化」があるとした。

 2005年において分散アプリケーション・サーバーの売上高は25億ドルで,ASSP市場全体の56%弱に相当する。IDCでは,「分散アプリケーション・サーバーの売上高が,2010年に全ASSP市場の63%弱を占める」とみる。

 そのほかの主な調査結果は以下の通り。

・ASSP市場のトップ・ベンダーは市場シェア43%の米IBMで,米BEA Systemsと米Oracleが続く。トップ3ベンダーで市場全体の72%を占める

・米Microsoftが前年比29.7%増という最も大きな成長率を記録し,ベンダー4位に初登場した

・分散アプリケーション・サーバー・ソフトウエア市場のトップは,市場シェア24.2%のBEA。IBMとOracleがそれに続き,上位3社の合計市場シェアは67%。Microsoftは4位

・従来型アプリケーション・サーバー・ソフトウエア市場は,IBMが市場シェア68%でトップ。以下BEA,米Micro Focusが続く。同市場の成長は,米Borland Softwareと日立製作所がけん引した

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