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 「現在では北米の消費者の75%がLG電子のブランドを認識している。それは先進的かつインテリジェントで信頼できるブランドとしてだ」--「2007 International CES」開幕の2日前,ラスベガスで開いた記者会見(関連記事)で韓国LG電子のYong Nam副会長兼最高経営責任者はこのように語っていた。数年前までは地味な印象のあった同社だが,確かに最近の躍進振りは目覚しい。

 CESのLG電子ブースには伸長中のブランド・イメージにふさわしい製品が展示してある。


写真1●裸眼で立体表示できる液晶ディスプレイ「FLATRON M4200D」
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写真2●Blu-Ray Disc/HD DVD両対応のパソコン用ドライブ「GGW-H10N」
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写真3●タブレットPC型のモバイルWiMAX端末「XNOTE C1」
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 注目を集めていたのは裸眼での3次元表示が可能な42インチ液晶ディスプレイの「FLATRON M4200D」(写真1)。特殊なフィルターを利用し,左右の眼に入る映像を変化させることで,立体表示を実現しているという。立体に見えるのはディスプレイから3~7メートル離れた範囲。実際に見てみると,車のアニメーションの映像などが浮き出して見える。同製品は2007年下半期に発売予定で「公共的な場所での広告用途を想定している」(LG電子の説明員)とする。

 前述の記者会見で発表したBlu-Ray DiscとHD DVDの両規格に対応するプレーヤ「BH100」と,パソコン用のドライブ「GGW-H10N」も多くの来場者の関心を引いていた(写真2)。もっとも,LG電子の説明員によると,両製品とも当初は米国市場だけで販売する。日本を含めて米国以外での発売計画は決まっていないとしている。

 韓国ではサービスが始まっている高速移動体通信「モバイルWiMAX」(韓国では「WiBro」)の端末も展示してある。中でも興味深いのは重さ1.25kgのタブレットPC型の端末「XNOTE C1」(写真3)。サイズは27.2cm×20.3cm×3.47cm。同端末はモバイルWiMAXとW-CDMA HSDPAの通信機能を搭載する。WiMAX端末としては他にも通常のノートPC型やスマートフォン型の製品展示があった。