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 Sun Microsystemsのサーバーは,キーボード操作でOSを強制停止し,モニタモードに移行できます。Sunのキーボードはアメリカン・サイズで大きすぎるので,サーバールームのコンソールに設置するのには不向きです。

 そんなわけでマニアの間で評価の高い,コンパクトキーボードを導入しました。このキーボードでは,STOP-Aの操作(OSの強制停止操作)に特殊なキーを割り当てて代用します。特殊なので,操作方法をテプラシールでキーボードに貼っておきました。

 するとある日,フロアの人々がいっせいに立ち上がりました。ERPシステムが止まったようです。サーバールームに行ってみると,ERPのオペレータ氏がボーっと立っています。

 「どうしたんですか?」

 「いや,何が起こったか,わからないんです」

 画面を見るとOSが強制終了され,OKプロンプトが出ていました。

 「何かしましたか?」と再度聞くと,「シールに書いてある操作をしました」

 「何で?」

 「いや,つい何となく...」

 操作法のシールははがしておきました。