油野達也の「熱血!!第三営業部」
目次
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パッケージ・メーカーの三大疾病
パッケージ・メーカーが罹患しやすく、一度罹るとパッケージの生命に関わる三大疾病をまとめてみますた。
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これまで、これから(三年間のブログを振り返って)
三年間のブログを振り返って思ったことを書こう。なにが書きたかったか、というより僕はブログというメディアを通じてなにを発信し受信したかったのか。「IT業界の営業」という視点でブログを書いてる人は確かに少ない。というか当時は皆無だったように思うし、今もなお少ない。
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多忙を極める若手のマネジャーへ
忙しくて視野が狭くなっていると嘆くな。速度が上がれば視野が狭くなるのは道理だ。ようし、スピードが乗ってきた。あとは恐怖を打ち消せばいい。
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「エンジニアの勇気」を見習え
見積もりを出すのが怖い。この価格が適正かどうかわかんない。そんなこと言ってる臆病なプロダクト(あるいはサービス)営業の君!プロダクトエンジニアの気持ちになろう。彼らは見えない客に挑戦している。
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客先でボロボロになった若手営業の君へ
あはは、どうした? 泣きっ面で。また客に怒られたのか? 新規訪問で恥をかいてきたのかい?そりゃ、営業がお客のところに行って一番困るのはやはり「客の方がモノを知ってる」という点に尽きるわけで。僕だってデビュー当初はコテンパンもいいところ。バカ扱いなわけ。ほとんどの営業はこれがトラウマになるんだ。でも君…
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人を育てられない人
育成というのはコストがかかる。わかってるんだけどうまくいかない。今回は夏休みなのでその辺を考察。自分なら1日でできることを部下にやらせてみると・・・3日も4日もかかる。修正してあげてまた3日かかる。時間がかかってしょうがない。でも自分でやってはいけない。そんなことやってたら、いつまでたっても部下は自…
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伝説のエンジニアに会いに行く
弱冠30代にして電通大の教授。TIME誌のCoolest Inventions of the Year受賞。情報処理学会論文賞受賞MIT客員教授。・・・・・そして「光学迷彩」を現実社会に出現させた天才。伝説のクレイジーエンジニア、稲見教授とお会いしてきたのは一か月前。
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海外出張、超初心者へ13の手引き(米国編)
今回、いい年して初めての海外出張でして。ま、前職ではいろんな外資系のベンダーさんからたくさんのお誘いをいただいてたのですが、断り続けて十数年。理由は若手の技術者がいくべきだと思ってたから。けんか腰で断ったこともあります。
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新管理職の五月病対策
新たに営業課長を拝命した諸君!元気ですかー?そろそろクタクタになってんじゃないのかなぁ。管理職になると会議が増え、部下の面倒も本格的に見なきゃいけません。全力で突っ走ってきた結果、待っているのは新管理職の五月病。
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想像力の欠落が大惨事を招く
ずいぶん前になるが、これは東海村でプルトニウムのバケツリレーやってたら臨界事故を招いた事件のときに柳田邦男が評論していた内容だ。「そもそも『これをやったら、こうなる』という推理をしながら、やらないからこうなるわけだ。『幼児がうるさいから殴ったら、死んだ』とか『いじめてたら自殺した』とか。最近の日本人…
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「ノンアセットIT」とその本質
SaaSに代表される新しいITサービスの本質はユーザーにアセットがないということである、これをノンアセットITと呼ぶ・・・な~んて当然の話であって「それを英語でいっただけじゃん!それも和製英語まるだしっ!」ってなツッコミは甘んじて受けるとしてw
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IT業界も「ナカヌキ」の時代が来るか?
先日、業界の先輩、後輩、僕の3名で食事。先輩は中堅どころのソフトハウスの役員。後輩は大手外資パッケージベンダーの営業部長。10年以上のお付き合いの3人が久しぶりに食事会をした。先輩「最近は人がいない上に仕事が多くて・・・断るのが大変だよ」ゆの「そういうとき先輩は、なにをもって客の優先順位を決めるんで…
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営業の極意、誰に訊く?
某ビジネス系週刊誌が「営業の極意」とかなんとか題して、特集を組んでいたのでちょっと一言。こういう特集を組む編集者がよっぽど「極意」を理解してないとトンチンカンになるという典型でしたな、わはは。
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プリセールスのジレンマ
5年前かなあ。大手SIerの常務さんとその会社の営業体制について話をしていたときのこと。営業力強化と組織体制について語っていたら・・・常務)・・・ということで苦労して営業マンはそろえたんだよゆの)ほほう、さすがですね。ところでプリセールスは何名体制ですか?常務)なんだ、それ?
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表現のプロにプレゼンの技を学ぶ
今日はオフィスにうれしい来客。「熱血!第三営業部」のDVDドラマ版「勝つためのITソリューション営業術」で猫柳役をやってくれた佐藤健くんだ。DVDでも活躍してくれた彼はプロの役者さんたまにテレビでもちょい役で顔をだすがいわゆる舞台俳優ってやつで所属劇団の看板俳優のひとりだ。DVDの縁で僕もスケジュー…
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ERPはどこへ
少し前のことだが、NTTデータシステムズのERPパッケージ「SCAW」主催のイベントに出席してきた。その「1000システム突破記念」のパーティーは六本木ヒルズのグランドハイアットで挙行された。外資のパッケージ企業ならいざしらず、NTTデータグループがこんな立派なとこでやるなんて!英断に胸がすく思いが…
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営業加齢臭
最近、同じくらいの年齢の業界連中と飲んでると、よく出る話に「加齢臭」の話がある。笑い事ではないのではないのだがいざ話題になると結構、日ごろは おしゃれなど気にしていないような、または気にしてないように見える人まで、40歳前後の男性は、み~んな気にしているのがわかって笑える。さて、タイトルの「営業加齢…
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なにを今更・・・「達観主義的採用事情の改善方法」
日経ソリューションビジネスの鈴木記者が編集後記風のブログで、IT業界の採用事情について書いていたのでトラバ。よくわかんないのはこの鈴木さんって方は「偽装請負」の記事を書いてた人で、いわば業界裏事情を暴露する側の立場。あんたが書いたから採用悪くなったんじゃないの?なんて声が聞こえそうで笑った。
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「営業の本音とSEの本音」の間にあるもの(最終話)
ずいぶん間が空いてしまったが、ご容赦願いたい。「執行役員」といえば聞こえはいいが管理職の兼務を3つも持つ、社員数、数十名の志高き零細企業に属する身で第一四半期の締めだったのだ・・・そんな弱音のひとつも吐かせていただけないか、ご朋輩。日経ソリューションビジネス誌の連載も終わったし、ね。
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「営業の本音とSEの本音」の間にあるもの(エピソード3)
とある請負型のSIer、というか普通のソフトハウスでのできごと。下請仕事で成功し成長したこの会社、直接請負をはじめた。時はあたかもオープン化の波がやってきた80年代の後半のこと。