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 このコラムでは、固い内容の長文ばかりを書いてきたので、たまには気楽に短文でも書いてみたい。

 私は、大手ベンダのセキュリティ対策ソフトの2005年版製品を使ってきた。誰でも知っている「あの有名ソフト」である。だが、本稿では苦情を書くつもりなので、わざと製品の名称は伏せておこう。

 この対策ソフトは1年間のサービス更新制。もうすぐ期限切れになるため、おなじベンダの2006年版製品を発注した。ところが、流通の関係もあって、なかなか発注品が手元に届かない。

 そうするうちに、「サービスを更新せよ」という「警告」のダイアログが、ひんぱんに画面に表示されはじめた。自社が設けるオンラインストアの更新サービス購入申込へと、私を誘おうとしているのだ。

 ウイルスパターンのアップデートは自動更新に設定しているが、念のために手動更新で確認しようとすると、その際にも「警告」が出現する。「スキップ」ボタンをクリックしても、1回の手動更新につき、何度も繰り返し「警告」が現われて、更新サービス購入申込へと誘いはじめる。

 さらに最近では、何もしなくても、「警告」が画面に突然表示されるようになった。オプションを探しても、「警告」表示をオフにする機能は見当たらない。あと2週間余りのうちにサービス更新が必要なことは、言われなくても、こちらとしては分かっているつもりだが、発注したものが届かないのだから、こればかりは仕方がない。

 どんどんイライラがつのるばかりで、精神衛生上もよろしくない。これではまるで、新手の「アドウェア」ではないか。私は正規ユーザーであり、まだ有効期限切れは到来していないのに、こちらに何の罪があるというのだ・・・。

 そのため、このところ毎日、早く2006年版が手元に届くよう祈りつつ、来年からは別のベンダのセキュリティ対策ソフトに乗り換えようと、心の中で固く誓っている。今はただ、おなじような執拗な「警告」機能をがないベンダの製品はどれなのか、乗り換え先を探すばかりである。