そろそろ季節も春めいてきて花粉が飛散しまくってる今日この頃、いかがお過ごしですか。私も外回りの際はメガネとマスクで厳重にディフェンス・・・の予定ですが生来の面倒くさがりなのでつい忘れて外に飛び出してしまいます。
さて、春といえば配属、配置換えの季節。今回からは趣向を変えて新人営業に贈るというタイトルでお話したいと思います。ここでいう新人とは、新入社員もさることながらSEからの職種転換の方も含みますので、その線でよろしく。あ、そうそうSEの方も「どうしてうちの営業はイケてないんだ」「あいつ結構ヤルじゃないか、でもどこに秘訣があるんだろう」というふうな謎の解明の一助になればと思います。
題して「新人営業『イケてる』と思わせろ!」
その1 最初の印象がその後を決める
さてさて新人営業、なにより最初の関門は「先輩と同行」であります。先輩たちは鵜の目鷹の目で君達を見てます。そう、それは数年経てば実力者となるかどうかという観点であり、また爆笑ネタの提供元を探すという観点からでもあります。
君が成長しライバルとなるからといって、西高の音羽京子のようにレギュラーの座を奪われるからRRのラケットを隠すのよ、なんてことを考える先輩は少なくて、どっちかというと「うちのチームの予算を担ってくれる助っ人候補生、かな?」「早く成長して俺を助けろよ」と暖かい目で見てくれる人のほうが多いと思います(ま、音羽さんみたいな人もいるけど所詮は新人にシートを奪われるのを気にするような実力のない人ですから、美内すずえ先生の原作どおり、やがては淘汰されます。歯牙にかけなくてよろしい)。
それから爆笑ネタになるかどうかというのはもう毎年恒例の行事です。その先輩もスゴイネタを提供してたりするわけです。これも気にしないでできれば思い切り伝説になるようなネタを提供しましょう。あ、その、わざと提供しなくてよろしい。
さて、帰ってきてから先輩同士は「あいつ、イケてる?」「あはは、実はねえ」なんてトークを展開するわけですが、ここで「面白い」ならまだしも「イケてない」という評価は避けたいところ。なぜならイケてないやつは仕事を教えてもらうチャンスが少なくなるから。
先輩だって忙しいんです。いちいち新人全員に時間を割きたくない。でも若手の成長が早いと自分の仕事が助かるから、早く一人前になってほしい。そうすると仕事教えるにも説教するにも優秀なやつから順番になるというわけです。そもそもみんな説教なんてしたくない。特に若手のうちは偉そうに言われてばかりですから、言うのは口幅ったい。それでも気がついたことは言ってもらった方がこっち(新人側)は有難いのですが、そうしてはくれないのは実情です。
ではどうすればイケてる新人と思ってもらえるのでしょうか?(続く)
