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これまでで一番難しかった仕事は何かと問われれば迷わず採用活動と答えます。採用活動の成否によって会社の発展/衰退やその人の人生に大きく影響すると言えばその難しさと責任の重大さを感じてもらえるでしょうか。そんなわけでこれまでの面接官としての数十件面接をしたり採用にまつわる本をたくさん読んで勉強した経験も踏まえて今日はよい人材を採用するために、というテーマで書いてみたいと思います。

まず採用することをよく考えるべき人

まず採用することをよく考えるべき人について記してみます。

  1. どんなに優秀でも少しでも「この人とは一緒に働きたくない」と感じる要素がある人。(多分揉め事が起きます)
  2. 短期間のうちに転職を繰り返している人。(何かしら転職を繰り返さざるをえない理由を持っている場合があります)
  3. 離職後長い期間経っている人。(精神的な病を持っている可能性があります。もしそのような場合経験上すぐに辞めてしまう可能性が高いです。採用するのであればそのことを理解した上でアフターケアをするのがよいと思います)
  4. やる気はあるが経験がまったくない人。(この種の人を採用するのははっきり言ってギャンブルです)

最低限このポイントを押さえれば採用のリスク(採用後の揉め事が発生するというリスク)がかなり減ります。無論例外も多いと思いますから参考程度にお考えください。

人員構成のバランスを考える

次に人員構成のバランスを考えます。世の中には次の3種類の人材がいると思っています。

  1. マネージャークラス
  2. 一般クラス
  3. オペレータークラス

この3種類を明確に意識し、「マネージャクラス○人」「一般クラス○人」「オペレータークラス○人」と決めておくと採用合否の判断が明確になるのでお勧めです。また採用面接の際、面接者に対してこの3種類の区別を説明して自身はどのクラスを希望するか選んでもらうと更に効果的です。それをすることで仕事の割り振りや年俸設定がスムーズに進むようになることが期待されます。

その他

採用に関するいくつかの一般論をご紹介します。

「優秀な人は1億円払っても逃すな」・・・優秀な人は1億円以上の働きをするので、正しい考え方です。ただその人のモチベーションがお金だけであるとちょっと困りますけれども。

「伸びない人はいくら教えても伸びない」・・・伸びる人はいくらでも伸びますが、伸びない人は全然伸びません。

「リーダーの人間の器より大きい人は採用できない」・・・よい人材を採用しようと思ったらリーダー自身が大きい器を持たないといけないということですね。

■変更履歴
小見出し「まず採用することをよく考えるべき人」に含まれる部分を,表現を改めて分かりやすく書き直しました。本文は修正済みです。 [2007/08/28 16:05]