PR

 あるプロジェクトで検証環境を組むために,鍵のかかる部屋を借りることになりました。200V電源とラックが必要なため,これらを設置しました。ただ,この部屋には,一つだけ問題がありました。

 同僚氏曰く:「ちょっと荷物が入っているんですが,いいですか? 近いうちに出しますから」。鍵のかかる部屋は少なく,他に選択肢がないので仕方ありません。とりあえず,ラックを組んでもらい,作業を始めました。

 でも,数少ない鍵のかかる部屋なので,客先へ納品するための荷物が,壁一面に天井近くま積み重なっていました(誰も盗まないと思うのですが...)。その結果,荷物の隙間のような細い路地の奥にラック1本と折り畳み椅子が一つがポツンと置かれた状態になりました。間取りは,こんな感じです。

  ■■■■■■■
  ■■■■■■■
  ■■ ★ ■■
  ■■   ■■
  ■■■ ■■■
  ■■■ ■■■

 椅子一つという殺伐っぷりが,“座敷牢”を彷彿させます。思わず,幸福な人生とは何か考えてしまいそうです。しかも吹き出し口近辺まで荷物が積まれているためクーラーも効きません。何より,荷崩れしたら助からない気がします。