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いよいよPart2がスタート。みなさん,これからどうぞよろしくお願いします。

 私はSIベンチャーのサイバーテックで,読者のみなさん同様,忙しい日々を過ごしている女性SEの伊藤翠です。日経ITプロフェッショナルのWebサイトで3年間,「女性SE さばいばる日記」というコラムを書いていました。そのコラムは今年の3月で終了したのですが,縁あって今度はITproのWebサイトで連載を開始することとなりました。以前の連載をご存知の方もいらっしゃると思いますが,初めての方もたくさんいらっしゃると思いますので,まずは簡単な自己紹介をしたいと思います。

文系バリバリの女子学生がSEに?

 大学の専攻は日本文学。バリバリの文系女子学生だった私ですが,なぜか就職した会社は独立系のSI会社でした。そこで,社会人としての第一歩をエンジニアとして踏み出すことになったのです。それまで特にIT業界に特化した勉強などはしておらず(本当は商社マンになりたかったのです),知っていることといえばメールとインターネットのみ。そんな状態でしたが,そのころのIT企業の新卒採用触れ込みは,「SEはコミュニケーション重視だから,文系出身者も活躍できる!」「未経験でも3年後には一人前になれる!」というもので,学部・学科に関係なく採用の門戸を開いていました。

 実際,数十人いた同期の半数は,法学部や社会学部出身者という文系卒。新人研修のプログラミングやSQLの講義では,理系出身者(特に情報工学出身)の彼・彼女らが,スラスラとこなしていくのをみて「いいな~」「やっぱり理系って得だよね~」,と思ったこともありました。でも業務についたら,そんなことを意識するヒマもなくなりましたけど・・・・・・・・。

 研修が終わり数カ月後には,開発を担当することになりました。が,要件定義・基本設計といった上流工程を新人の私がいきなり,経験することに。右も左も分からないままに,上司や先輩のサポートを受けながら,しばらくは,ひたすら目の前の仕事をこなすという毎日を送っていました。少し仕事にも慣れ余裕ができてくると,会社の人だけではなく,いろんな人と会ってみたいという願望が沸いてきました。異業種交流会や技術者交流会に参加するようになり,そこで今の社長と知り合ったのです。

技術交流会で知り合った社長に誘われ,ベンチャー企業へ

 当時のサイバーテックは設立3年目くらいで,社員数も総勢10人程度。開発部にいたっては5人という規模でした。だからこそ「個人ひとりひとりの影響力が大きく,積極的に事業を盛り上げていくことができる」という社長の話に,「面白そう」と興味を抱き,そのままとんとん拍子に転職しました。両親は上場企業からベンチャーへの転職にとても難色を示しましたが,東京で一人暮らしをしている娘の行動を電話で止めることはできませんでした・・・・・!

 サイバーテックに入ってかれこれ5年経ちますが,当初の期待どおり,本当に色々な機会を与えてもらっています。システム開発では,様々なプロジェクトを通してメンバー,リーダー,マネジャーと一通りの経験をし,オフショア開発のため上海に出張もしました。

 仕事の合間にはITスクールでプログラミング講師をしたり,このようなコラムを書いたり,技術者交流会を催したりと,数人分のエンジニア人生をまとめて過ごしたように思います。

 現在はプリセールス・教育事業担当を兼務しており,新しい分野での挑戦を試みています。

 こうして改めて振り返ってみると,かなりやりたい放題しているエンジニア人生ですが,何事も良い経験になればいいなと思い,毎日を過ごしています。

女性の視点から見たIT業界を映します


週末は本を読んだり,音楽を聞いて過ごします。もちろん勉強することも。。

 前回の連載では「女性の視点から見たIT業界」というのをメインテーマとし,各回のテーマは,日常の業務で気づいたことや女性にありがちな悩みなどを取り上げていました。これからは現場のSEとしての視点だけではなく,一歩下がった第三者の目線も交えて,以前と同じように「女性の視点から見たIT業界」というテーマで連載していこうと思っています。各回のテーマについても,仕事の合間に気楽に読んでいただけるものを選んでいきたいとおもいます。

 よく友人や先輩から「エンジニアなのに技術の話とか書かないの? たまには真面目なことも書けば?」と突っ込まれます。ITプロフェッショナルコラムの3年間でも,技術の話はあまりなかったんですよね。これからは話題になっている技術や面白そうな技術の話題も時々取り上げたいと思っています。どうぞお楽しみに。

 気負わず,楽な気持ちで書いていこうと思いますので,みなさん,応援のほどよろしくお願いします。